北組(北出)のやぐら

姿 見 彫物図柄 彫 物 先代昇魂式


泉南市 西信達地区
北組(北出)

当代やぐら
新調入魂式
平成16年9月19日(2004年)
ケヤキ造り
大工 畑谷建設
彫師 筒井一門

本幕
 川中島 龍虎相討つ

先代やぐら
阪南市 石田宮本新調 明治頃
ヒノキ造り
平成2年購入
平成14年まで曳行
平成15年 岬町岬連中に売却

先々代やぐら
ヒノキ造り
昭和10年頃阪南市新町より購入
台風で小屋損壊にて休止後解体
北組のやぐら 大きく立派で荒々しく男らしいやぐら 彫物は圧巻 白の本幕は印象的
 
姿 見
岡田 北組の宮入
 
 
 
 
 
 
 
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彫物図柄

 (大屋根廻り)
鬼板:獅噛み
箱棟:雲海
懸魚:(正面)「鳳凰」、(背面)「鷹」
車板:(正面))夫婦岩初日之出、(背面)「雲海」
枡合:(正面)「天之岩戸」、(右)「素盞鳴尊大蛇退治」、(左)「日本武尊 野火の難を逃れる」、(背面)「神功皇后説話 応神天皇平産す」
垂木:「岡」、
飛燕垂木:獅子
桝組:阿吽龍・松竹梅・獏・象・獅子・牡丹
欄間(正面)「富士の巻狩り、源頼朝本陣」、(右)「富士の巻狩り、獅子の活躍」、(左)「富士の巻狩り、仁田四郎猪退治」
木鼻:小槌を抱く唐獅子、巾着を抱く唐獅子、牡丹を咥える唐獅子、瓢箪を抱く唐獅子、鞠を抱く唐獅子、宝珠を抱く唐獅子
虹梁:「丸に三つ巴」、
柱巻:(右)「昇竜」、(左)「降竜」
小脇板:(右)「児島高徳、櫻木に赤誠を記す」、(左)「新田義貞、金造りの太刀を竜神に捧ぐ」
幕板(右):「関が原黒田長政奮闘大乱戦」、(左)「関ヶ原獅子奮迅鬼左近大乱戦」
兜桁:「丸に三つ巴」
脇障子:(右):「本能寺の変、織田信長」、(左):「本能寺の変、森欄丸」
犬勾欄:(正面)「牡丹に唐獅子」
内高欄:賤ケ岳の合戦 加藤清正、山路将監を討つ
板勾欄:(正面右)「賤ケ岳の合戦 片桐且元の勇戦」、(正面左)「賤ケ岳の合戦 加藤嘉明の勇戦」、
    (右側面)「賤ケ岳の合戦 鬼玄蕃、秀吉本陣急襲」、(左側面)「賤ケ岳の合戦 福島正則勇戦」
高欄合:(正面右)「十二支 戌,亥」、(正面左)「十二支 子,丑」
    (右側面)「十二支 午,未,申,酉、」(左側面)「十二支 寅,卯,辰,巳」
間:力士束
縁葛:「牡丹に唐獅子」

 (小屋根廻り)
鬼板:獅噛み
懸魚:「雲龍」
車板:「風神・雷神」
枡合(後正面)「樫井川の合戦、塙団右衛門出師」、(右)「日吉丸矢矧橋の出逢い」、(左)「醍醐の花見」
欄間:(右)「忠臣蔵、清水一学奮戦」、(左)「忠臣蔵 上野介召捕」
木鼻:鈴を抱く唐獅子、牡丹を咥える唐獅子、牡丹を咥える唐獅子、鈴を抱く唐獅子
幕板:(右)「大坂夏の陣、真田幸村勇戦」、(左)「大坂夏の陣 木村重成勇戦」
板勾欄:(右)「藤吉郎 初見参」、(左)「藤吉郎 一夜城用材調達」
縁葛:(右)「唐子遊び 司馬温公甕割り」(左)「唐子遊び 宝車曳き」、
太鼓廻り:牡丹に唐獅子
 
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北組(北出) 先代やぐら昇魂式 平成14年9月29日
 平成2年に阪南市 石田宮本より購入された北組先代やぐらの昇魂式が執り行なわれました。
  
宮本のやぐらも出て見送りします。
  
西組、中組、宮本のやぐらが境内でしこって北組やぐらと最後の別れです。
 
北野やぐらも出ていましたが里外神社には入れないのでここにはいません。
 
鳥居をくぐって参道に入ってきました。
  
たくさんの人が先代を見送りに来ています。
 
太鼓が叩かれるのももうすぐ終わりです、曳き手も名残惜しい顔をしています。
 
最後の曳行も終わり拝殿前に据えられました。
 
日が暮れるなか荘厳な昇魂の儀式
 
別れを惜しむ人の前を宮を出て行きます。この後、岬町岬連中のやぐらとなり曳行が引き継がれます
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