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泉州岡田の小さな村に








稲穂が実るころ
笛と太鼓が奏でる
祭り囃子が聞こえてきます








小さきころ母に
手を引かれ
よろけながら綱を持ち
いっぱしの小若となる








幼きころには
兄たちの隙を見て
太鼓を叩き
大きなやぐらに
乗っけてもらい
自慢げな顔をする








少年になれば
笛とブチを手にし
やぐらの後を追いかける








やがて青年團となり
初めて台場を持ち
やぐらと一体に
なることを知る








宮本の誇りを胸に秘め
三度詣での
宮入に挑む
格好良く決めても
いかなくとも
終われば喜びを爆発し涙する








夜には
情緒豊かに伊勢音頭
優雅にやぐらを曳く
やぐらは生命ある生き物と化し
途切れることなく
祭りの終わるその時まで
音頭は続く
















やぐら部屋に入る瞬間まで
笛、太鼓は鳴り響き
音頭がとられ
終わりを惜しむように
戸が閉められる








再びの秋までしばしの別れと
良き祭りに感謝し涙する








こんな祭りがこの地にあります










先人たちから引き継がれし我らの秋祭り








14年の間やぐらを曳けぬ瞬間がありました
決して短くないこの悔しさ、さみしさを
二度と宮本若衆に味あわせたくは無い








この小さな村に生まれし者たち
宮本に集いし若者たち
たくましき参拾人組
頼りになる若頭
重い責を担う大人たち
昔を語り継ぐ長老たち








厳然と長幼の序列が生き
それぞれの役目を果たす










これが我ら宮本、やぐら祭りです











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